パソコンをインターネットにつなげるために用いられるのが、lanケーブルです。
lanケーブルによって、通信速度や周波数が異なります。自分の使っている通信環境を活かすためにはlanケーブルの吟味は重要となります。lanケーブルの内部に使われている銅線の種類によって、通信速度や周波数が異なります。ケーブルの内部に使用されている銅線には「単線」と「より線」の2種類があって、種類によって特徴が違ってきます。単線は文字通り、太い一本の銅線を使用しています。
銅線が太くて硬い特徴があるため、他の家電製品から発生されるノイズの影響を受けにくく、通信が安定しているのが特徴です。通信速度も早いため、FXなどの取引のタイミングが重要なことから、オンラインゲームなどの通信速度が重要なことに向いています。内部に複数の銅線が使用されているのがより線です。線が細い銅線で構成されているため柔らかいのが特徴です。単線よりもノイズなどに弱いというデメリットがありますが、柔らかいためケーブルを折り曲げて使うことができ、色々な場所で使うことができるというメリットがあります。
lanケーブルを購入する場合には、内部構造まで把握していると設置しやすくなります。20m以上の長距離には単線、20m未満はより線にするなど使い分けることもおすすめです。一見ケーブルは同じものに見えてしまいますが、内部構造まで知ることで自分にあったものを選べます。