失敗しないための結束バンド
2020年7月21日

レフトアップ式配線ダクトの主な概要

テレビや電話・パソコンといった家電を使用するには、必ず電源ケーブルをコンセントに差し込んで電力供給をしなくてはいけません。

1個や2個程度の家電であれば、ずっと電源ケーブルをコンセントに差し込んだままにしていても問題はありませんが、10個以上の個数のケーブルをつなぐと床にケーブルが散乱して見栄えが悪く、足を引っ掛ける恐れもあって危険です。この場合は配線ダクトを使用して、スッキリと綺麗に片付けるのが望ましいでしょう。配線ダクトと一言にいっても、多種多様なものがあります。会社や学校等で使用されているものは隠ぺい工法式のダクトで、床や壁に埋め込まれているものです。家庭等で使用する場合は外付け工法式の配線ダクトで、モールという部品を壁や床に取り付けて内部に電源ケーブルを収納します。

さらに天井から吊り下げるタイプの「レストアップ式配線ダクト」というものがあり、これは昨今では美術館や博物館で見受けられるようになりました。「レフトアップ式」の特徴はケーブルを収納するだけでなく、電源供給も同時におこなえるという点です。通常のダクトの場合は電源はないので、別途は配線ハブを取り付けてコンセントとつなげる必要があります。この場合最大で1000Wまでの電源しか確保できないので、接続できる機器が限られてしまいます。しかし「レフトアップ式」であれば主電源とつながった電源が備わっているので、博物館など高電力を必要とする機器でも使用できて効率良くケーブルを収納することが可能です。

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