失敗しないための結束バンド
2020年7月18日

自己独立電源型の配線ダクトとは

配線ダクトは一昔前であれば公共施設や会社、学校といった数多くのOA機器を備えた施設でのみ使用されていたものです。

ところが昨今では一般家庭でもテレビやパソコン、DVDレコーダーなどたくさんの電気製品が備わるようになり、配線ダクトが普及し出しています。この配線ダクトは隠ぺい工法と外付け工法の2つの方法で備えることができ、前者であれば壁や床の中に設けて外側から見えないようにできるのが特徴です。後者であれば壁と床の外側に設けるので自身でDIY技術を駆使しておこなえる簡易型のダクトになります。部屋の景観を損なわずに電気ケーブルを収納する場合は隠ぺい工法によるダクトの設置が望ましいのですが、この場合はさらに「自己独立電源型」のダクトを設置できるというメリットもあります。

「自己独立電源型」とは電力供給機能を備えているもののことを指し、主電源と直結しているのが特徴です。通常のダクトであれば配線ユニットを室内のコンセントにつながないといけないので、延伸タップを使用しなくてはいけません。ところが「自己独立電源型」であれば、ユニット自身で電力供給がおこなえるので、電源ケーブルを完全に見えないようにできます。「自己独立電源型」の配線ダクトを設置するには電気工事専門会社に依頼をしないといけず、費用が約20~30万円ほど掛かります。そのため、単独で設置を依頼するよりもリフォームや住居の建て替え時におこなう方が効率的といえるでしょう。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *