失敗しないための結束バンド
2020年7月12日

配線ダクトに使用されているUL素材の主な概要

暖房器具やオーディオ機器・パソコンなど、今や一般家庭でも10個以上の家電製品が住居内に設置されているのが当たり前となっています。

その中でも家族全員が共有するリビングには電話やゲーム機など大型家電が設置されており、数多くの電気ケーブルが床に散乱してしまうものです。そのまま放置しておくのは見栄えが悪く、さらにご高齢の方や幼いお子様がいる場合は足を引っ掛けて転倒する恐れもあります。スッキリと綺麗に片付けるのが理想的であり、その際に役立つものが配線ダクトという電気設備です。配線ダクトとはもともとは会社や学校等で使用されていた電気設備ですが、現在では一般家庭でも使用されるようになりました。このダクトは床や壁に取り付けられるレール形状になっているのが特徴で、UL素材といく特殊合成ポリマー素材で作られており、ニッパーという工具を使用すれば任意の長さに調整することができます。

上下2つに分けると内部に空洞ができて、その中にケーブルを収納して使用します。UL素材は配線ダクトにしか使用されていない特殊合成ポリマー素材で、紫外線を表面に照射することで硬化する性質を持っているものです。本来は屋外用に使用される配線ダクト用の素材でしたが、一般家庭でこのUL素材の配線ダクトを使用すれば蛍光灯内に含まれる紫外線を受けてダクト表面が硬化し、硬質性を持つことで電源ケーブルをしっかりと保護できるメリットも併せ持たせられます。

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