失敗しないための結束バンド
2020年4月12日

凍結防止剤を使う地域に最適な配線ケーブルの特徴

建物の内部で配線工事を行う場合には太陽や雨などの自然環境を考慮する必要がないため、防水対策が施されている物であれば使用する配線ケーブルの素材を気にする必要がありません。

ですが、屋外では雨風や太陽などからの影響を直に受けることになるだけに、設置場所の自然環境に適した素材の物を選んで使用することが必要となります。電気と水は相性が悪いことは多くの方が知る事実だけに、ほとんどの方は屋外で配線工事を行う際には雨から受ける影響を気にして防水性に優れた素材の配線ケーブルを選ぶと思いますし、紫外線は人の皮膚や目などに悪影響を及ぼすばかりか物を劣化させることも知られているため、日当たりの良さを考慮して紫外線に強い素材の物を選んでいるはずです。

また、設置場所が沿岸地域である場合には塩害に強い配線ケーブルを使用する必要があることもご存じだと思うのですが、凍結防止剤を頻繁に散布するような寒冷地でも塩害が発生することをご存じない方が多いと思います。なぜ、海が近くにあるような沿岸地域でないにも関わらず凍結防止剤を頻繁に散布するような寒冷地で塩害が発生するのかと言うと、凍結防止剤に含まれている塩化カルシウムが塩害を発生させる要因となるからです。そのため、凍結防止剤を使用する機会が多い寒冷地の屋外で配線工事を行う際にはしっかりとした塩害対策が必要になるので、使用する配線ケーブルは沿岸地域と同じように塩害に強い素材の物を選ぶことが重要なのです。

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