lanケーブルといっても規格や材質、形状などいろいろな要素があり、実際どれを選んでいいのかと悩んでしまう人も少なくはないでしょうか。
ここではその中の形状について説明していきます。まず選ぶときにどこからどこまでどんな形で配線するのかで使いやすいケーブルの形状が決まってきます。lanケーブルの形状は大きく分けて3種類、スタンダードタイプ、スリムタイプ、フラットタイプがあります。それぞれどのような特徴があって、どんな場合に適しているのか説明していきます。まずはスタンダードタイプです。lanケーブルというとこの形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。丸く太めの線で少し硬く曲げにくいのが特徴です。
しかし中の線が太くしっかりしているためノイズなどの影響を受けにくく、長距離でも安定して使うことができます。次はフラットタイプですが、この線の特徴はとにかく細くて柔らかいことです。スタンダードタイプより細い線は曲げたりすることが容易で、壁と家具の隙間や部屋の角などにも合わせやすく、配線の自由度は3タイプ中最も高くなっています。しかしながら、その細さゆえに耐久度やノイズの影響などには少し不安が残ってしまいます。最後にフラットタイプの特徴は薄さです。
他のケーブルと比べて平べったい形はカーペットの下やドアの隙間を通すことができ、モデムとパソコンが別の部屋にある場合などに最適です。そしてこちらもスリムタイプと同様に耐久度やノイズには少し不安があります。このようにそれぞれのタイプにメリットやデメリットがありますが、配線する環境や使い方などでほとんど気にならない場合も多いと思います。ですので、それぞれの特徴を参考に環境にあったlanケーブルを見つけてみてください。