失敗しないための結束バンド
2020年3月12日

結束バンドには様々なタイプがあります

配線や資材をまとめたり連結させることのできる結束バンドには、様々な用途に使用できるよう豊富なタイプが存在します。

基本的に手軽で簡単に使用でき、価格も安いタイプが主流ですが、他にも配線工事や建築現場で活躍する種類があります。ねじ止め結束バンドは、その名の通りしっかり固定できるようねじ穴付きのタイプです。板や天井などを固定するのに向いているため、建築現場で特に重宝されています。頭の部分が曲げやすい特徴をもち、一度バンドを固定したあとも結束させることができます。

マーカータイは、一般的な形状の結束バンドに書き込めるスペースが付いているタイプです。配線をまとめながら必要な情報を記入することができ、シールやラベルを貼って見やすく分類することができます。何に使用されている配線なのかわかりやすく、複数の似たような配線をまとめる際に便利です。結束バンドは主に安価で丈夫なナイロン樹脂が使用されていますが、フッ素系樹脂のテフゼルを素材とするテフゼル結束バンドは、通常よりも過酷な環境にある現場に使用するのに向いています。

熱や高温によく耐え、薬品や放射線・紫外線の影響も受けにくい樹脂を使っているのが特徴です。他にもステンレスを素材とするステンレスバンドがあり、地下へ埋没させるケーブルをまとめるなど、さらに厳しい条件下での使用にも耐えることができます。締め付ける力が強く、ナイロン樹脂より頑丈で特に耐熱性に優れています。

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